最終更新日:2026年10月14日

自民党王国と言われた舞鶴に、何が起こっているのか?

2026年10月13日、舞鶴市議会議員選挙の立候補予定者説明会が開催され、私も参加してきました。

なんと、定数24名に対して33陣営が集結!

全員が立候補すれば9名が落選する大混戦です。

しかし、今回の説明会で私が注目したのは、候補者の多さだけではありません。

これまでの舞鶴市議会のパワーバランスが、大きく変わろうとしていることです。

特に驚いたのが、自民党系現職議員の大幅な減少です。

自民党王国と言われてきた舞鶴で、いったい何が起こっているのでしょうか?

現職7名減少!自民党系は13名から8名へ

今回の説明会で確認した現職議員の状況を、従来の議会勢力と比較してみました。

政治勢力従来今回減少
公明党4名3名−1名
共産党3名3名0名
超党・市民ファースト5名4名−1名
自民党系13名8名−5名
合計25名18名−7名

※10月13日の説明会に基づく独自集計。自民党系には複数の会派を含みます。

これまで25名いた現職議員のうち、今回の説明会で確認できた現職は18名。

現職が7名減少し、そのうち5名が自民党系です。

もちろん、これがそのまま自民党の支持低下を意味するわけではありません。

世代交代や引退、後継候補へのバトンタッチなど、さまざまな理由が考えられます。

それでも、長年にわたって舞鶴市議会の大きな勢力を占めてきた自民党系現職が、これほど減少するのは注目すべき変化です。

新人15名が参戦!市長支持勢力にも注目

一方、新人の立候補予定者は15名。

私が把握している情報をもとに、政治的な立ち位置を分類してみました。

政治勢力人数
自民党1名
日本維新の会1名
市長会派(1)5名
市長会派(2)3名
改革派(森本を含む)3名
所属不明2名
合計15名

※市長会派(1)(2)、改革派は私の独自分類であり、正式な会派名や公認関係を示すものではありません。

興味深いのは、市長支持勢力とみられる新人が合計8名いることです。

つまり、現職議員の顔ぶれが大きく変わっても、市長を支える政治勢力がそのまま減少するとは限らないのです。

新人への世代交代によって、これまでの市政運営が引き継がれる可能性もあります。

人が変われば政治も変わるのか。それとも、顔ぶれだけが変わるのか。

ここはしっかり見ていきたいところです。

立候補する立場になって見えてきた、選挙の現実

今回、私自身が立候補する立場になって、改めて感じていることがあります。

それは、選挙には想像以上のお金と組織が動いているということです。

選挙事務所、看板、ポスター、チラシ、選挙カー、スタッフ、そして支援者の動員。

各陣営が相当な準備を進めています。

企業や団体などの支援組織が動く陣営もあり、候補者本人だけでなく、その周囲でも大きなエネルギーが使われています。

もちろん、選挙活動にお金を使うことや、組織が候補者を応援すること自体が悪いわけではありません。

しかし、私にはどうしても疑問があります。

これだけのお金と人を動かして、いったい何を市民に伝えようとしているのでしょうか?

候補者の顔と名前を覚えてもらうこと。

支援者を集めること。

知人や企業にお願いして票を集めること。

そうした活動ばかりが目立ち、肝心の政策が市民に届いていないように感じます。

一方で、市民は選挙に無関心

各陣営が選挙に向けて必死に動く一方で、一般の市民の間では、市議会議員選挙への関心が十分に高まっていないように感じています。

なぜでしょうか。

私は、各候補者が何を実現したいのか、市民に伝わっていないことが大きな原因の一つだと考えています。

誰が立候補するのか。

どの政党や組織が応援しているのか。

誰が何期目を目指しているのか。

そんな情報だけでは、市民が関心を持てないのも無理はありません。

本当に知りたいのは、その候補者が当選したら舞鶴市をどう変えるのかということではないでしょうか。

人口減少が続く舞鶴市で、どうやって暮らしを守るのか。

高齢化が進む中で、医療や福祉をどう維持するのか。

老朽化した道路や上下水道をどう整備するのか。

限られた税金を何に優先して使うのか。

候補者がこうした問題を具体的に語らなければ、市民は何を基準に投票すればよいのでしょうか。

選挙の時に舞鶴市の未来を語らず、いつ語るのか?

私が今回、最も言いたいのはこのことです。

選挙の時に舞鶴市の未来を語らずに、いったいいつ語るのでしょうか?

普段は政治に関心のない人でも、選挙になれば少しは候補者や市政に目を向けてくれます。

本来、選挙とは、候補者が自分の考えや政策を市民に示し、その内容を比較してもらう絶好の機会のはずです。

それなのに、候補者の名前を連呼する。

道路に立って手を振る。

支援組織を通じて票をお願いする。

それだけでは、舞鶴市の未来は見えてきません。

候補者は、どんな舞鶴市をつくりたいのか。

そのために何をするのか。

財源はどうするのか。

そして、何をやめるのか。

そこまで具体的に語ってこそ、選挙ではないでしょうか。

選挙は人気投票でも、企業の代理戦争でもない!

選挙は、候補者の人気を競うイベントではありません。

どれだけ知り合いが多いか。

どれだけ大きな組織がついているか。

どれだけお金をかけて宣伝できるか。

そんなことで舞鶴市の未来が決まってしまってよいのでしょうか。

企業や団体が、それぞれの立場から候補者を応援することは自由です。

しかし、市議会議員は企業や組織の代表ではなく、市民全体のために仕事をする存在です。

一部の企業や団体の利益だけではなく、舞鶴市全体の将来を考える。

税金の使い道を厳しくチェックする。

行政に対して必要な時には反対する。

そうした仕事をするために、市民から議席を預かるのが市議会議員だと私は考えています。

選挙は人気投票でも、企業の代理戦争でもない!

舞鶴市の未来をどうするのか。

その政策を競い合う場であってほしいのです。

33陣営の皆さん、舞鶴の未来を語りませんか?

今回の市議選には33陣営が参加しました。

これだけ多くの人が舞鶴市の政治に関わろうとしていること自体は、私は歓迎しています。

それぞれが舞鶴市を良くしたいという思いを持っているのであれば、ぜひ、その考えを市民の前で語ってほしいと思います。

中央図書館の建設をどう考えるのか。

老朽化したインフラへの投資をどう進めるのか。

市役所の改革は必要なのか。

人口減少にどう向き合うのか。

どの政策に賛成し、何に反対するのか。

候補者それぞれの意見が違って当然です。

むしろ違うからこそ、市民が比較して選ぶ意味があります。

政策を語り、議論し、舞鶴市の未来を市民と一緒に考える。

そんな選挙になってほしいと思います。

私自身も立候補予定者の一人として、他人に求めるだけでなく、自分の政策と考えを具体的に示していきます。

自民党王国と言われてきた舞鶴。

今回の選挙で議員の顔ぶれは大きく変わるかもしれません。

しかし、本当に変えなければならないのは、議員の顔ぶれだけではありません。

選挙のあり方そのものです。

やばいぜ舞鶴!

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