
今回は、舞鶴の未来に関わる重要な政策提案のひとつ、「週末農園付きライフ”構想」についてご紹介します。これは単なる農業振興策や移住促進策ではありません。農業・空き家対策・ふるさと納税・関係人口創出・地域雇用・企業CSRなど、複数の政策を有機的に結びつけた、“舞鶴リバイバルシステム”の中核施策です。
舞鶴の未来は「土」と「人」で変えられる
舞鶴では、いま空き家・耕作放棄地の急増が止まりません。
人口減少と高齢化が進み、地域の行事や支え合いの文化も、少しずつ失われています。
このままでは、10年後には町そのものの存続が危ぶまれる──そんな現実がすぐそこにあります。
しかし、同時に希望もあります。
都市部では、「自然に寄り添った暮らし」や「小さく耕して暮らす生き方」への関心が高まっています。
とはいえ、彼らが求めているのは「何もない田舎」ではありません。
病院も、学校も、仕事もある。
でも自然がすぐそばにある。
そんな**“ちょうどいい田舎”**を、今まさに人々は探しているのです。
そして舞鶴こそ、その理想をカタチにできる場所です。
舞鶴“週末農園付きライフ”構想とは?
そこで提案するのが、
空き地や農地を活用した「週末農園付きライフスタイル拠点」の制度化です。
これは単なる市民農園や移住支援ではありません。
農地・空き家・地域雇用・関係人口づくり・ふるさと納税──
それらをひとつの仕組みにまとめ上げた、舞鶴再生の中核政策です。
■ 具体的な仕組みはこうです
- 市内の農地・空き地を30〜50坪程度の区画に整備し、市民や移住希望者に低額で年間貸し出し
- 農機具・資材はシェア制にして、維持コストも環境負荷も抑える
- 初心者でも安心して始められるように、地元の農家・JA・企業OBらによる定期講習を実施
- 育てた野菜は、直売所などで販売可能(副収入として月5万円前後を目指せる)
- 子ども・高齢者・障がい者も関われる**「地域参加型の小さな農園コミュニティ」**へ
「空き家・遊休農地寄付制度」もあわせて提案します
この構想をさらに前に進めるために、
舞鶴市に**「遊休不動産の寄付制度」**を創設することを提案します。
■ どんな制度なのか?
- 相続放棄を検討中の空き家や農地、山林などを市民が無償で市に寄付できる仕組み
- 寄付された土地・建物は、週末農園付きライフ拠点や移住体験住宅として再活用
- 所有者は固定資産税から解放され、地域貢献という“見えない報酬”も得られる
- 管理は、市・地域団体・企業・NPOなどが協働する**「地域農地再生協議会(仮称)」**が担う
不要な土地を「まちの未来を育てる資産」に変える。
この制度があれば、それが可能になります。
ふるさと納税とつなげて「自分専用農園」も実現!
さらに、これをふるさと納税と連携させれば──
- 寄附者に対し、「あなただけの舞鶴農園区画」を提供
- 農作業ができない方には、地元の高齢者やアルバイトが代行し、収穫物を定期的に配送
- 雇用も生まれ、関係人口・交流人口が実質的な定住者候補へと育っていく
- 企業版ふるさと納税では、農園のインフラ整備や就農支援をCSR・SDGs活動として展開
都市と舞鶴をつなぐ「心のふるさと農業」。
誰かの人生に、舞鶴の土が刻まれていく未来を、
この仕組みでつくり出せます。
こんな効果が期待できます
✅ 遊休地・空き家の活用が進みます
✅ 地元に小さな副収入が生まれます
✅ 若者・移住希望者との接点が広がります
✅ 地域のこどもたちが自然とふれあい、ふるさとへの愛着を育てます
✅ 農業・不動産問題が「負債」から「希望」に変わります
そして何より大切なのは、
**「誰かがやってくれる」ではなく、「自分たちが一緒にやる」**という意識です。
土から始まる、まちの未来
舞鶴には、まだまだ可能性が眠っています。
農地や空き家も、見方を変えれば**地域の“伸びしろ”**です。
この“週末農園付きライフ”構想は、
まちの未来を「土」から耕し直す、舞鶴再生の一手です。
さあ、一緒に始めましょう。
まちを育て、暮らしを耕し、未来を実らせる新しい挑戦。
皆さんのご参加とご協力を、心からお待ちしています。