最終更新日:2026年9月11日

匿名希望さんからの投稿です。
今回の舞鶴市のクマ騒動について、「舞鶴市はしっかり対応した」という論調を見て、私は少し違和感を持っています。
もちろん、住宅地にクマが入り込み、市民の命に危険が及ぶ状況であれば、駆除という判断が必要になることは理解しています。
ただ、そこで終わってしまっていいのでしょうか。
私が気になるのは、
「なぜクマがここまで人里に下りてくるようになったのか」
ということです。
舞鶴市内を見ていると、道路脇に樹木や草が生い茂っている場所が多くあります。
線路沿いでも倒木が目立ちますし、シカやイノシシとの接触などで電車が止まることもあります。
また、草が伸び放題になった田畑や河川、水路などを通じて、山と住宅地がそのままつながっているように見える場所もあります。
昔は、山と民家の間に里山や田畑がありました。
人が草を刈り、木を切り、田畑を耕すことで、野生動物と人の生活圏の間にある程度の緩衝地帯が保たれていたのではないでしょうか。
今はその境目が薄くなり、
家のすぐ横が山
という場所も珍しくありません。
これでは、クマやイノシシ、シカが人里まで入ってきやすくなっても不思議ではないと思います。
私は、
「クマが出たから追い払う」
「危険だから捕獲する」
「駆除する」
という対処だけでは限界があると思っています。
もっと大事なのは、
「クマが人里に下りてこなくて済む環境をどう作るか」
ではないでしょうか。
道路脇の草木、河川や水路、耕作放棄地、山際の整備。
こうした部分に、もっと行政が目を向ける必要があると思います。
私は、観光客向けの派手な事業にばかりお金を使うのではなく、
まずは市民が毎日暮らす街の整備に税金を使ってほしい
と切に願っています。
今回のクマ騒動を、
「無事に駆除できました」
だけで終わらせるのではなく、
なぜクマが民家まで降りてくるのか。
今一度、舞鶴市全体で考える時期に来ているのではないでしょうか。
これまでのような対症療法ではなく、
人と野生動物が近づきすぎない環境をどう作るか。
そこまで考えてこそ、本当のクマ対策だと私は思います。


