最終更新日:2026年9月17日

現在、「やばいぜ舞鶴」では、舞鶴市が文化・芸術活動に交付している補助金について情報公開請求を行い、その内容を調査しています。
今回開示されたのは、過去の文化振興事業に関する申請・実績資料などです。
資料を確認すると、音楽イベント、舞台芸術、ファッションイベントなど、さまざまな文化事業に市の補助金が交付されています。
文化活動を行政が支援すること自体を問題視しているわけではありません。
地域の文化活動を育てたり、市民が音楽や芸術に触れる機会を増やしたりするために、税金を使うことには十分な意味があります。
一方で、税金を使う以上、
「誰に、いくら、何のために交付され、どのような成果があったのか」
について、市民が確認できることも重要だと考えています。
今回調べていること
今回の調査では、特に次のような点を確認しています。
- 同じ団体や同じような事業に、複数年にわたって補助金が交付されていないか
- 継続して補助する場合、どのような成果評価や審査が行われているのか
- 補助金額に対して、参加者数や来場者数はどのように推移しているのか
- チケット収入や参加費、協賛金など自主収入がある事業の収支はどうなっているのか
- 音響費、出演料、会場費など、実際に何に税金が使われているのか
- 他の補助金や公費と重複していないか
現在確認している資料では、同一または類似の文化事業が複数年度にわたって補助対象となっているケースもあります。
一方で、補助額を減らしながらイベント規模を拡大している事業もあり、単純に「何度も補助を受けているから問題」と判断できるものではありません。
それぞれの事業について、内容と成果を個別に見ていく必要があります。
音楽関係を重点的に確認
今回特に確認しているのが、音楽関連の事業です。
軽音楽の合同演奏会、音楽フェス、ジャズイベントなど、複数の事業が補助対象になっています。
例えば、令和8年度には「赤れんがSummerJazz+2026」が補助金を申請しており、前売・当日券を設定する一方、舞鶴市民は無料とする計画が資料に記載されています。現時点の開示資料では申請段階の内容までで、最終的な収支報告については確認できていません。
また、過年度のイベントには、前売券・当日券が完売したと報告されている事業もあります。
有料イベントに補助金を交付すること自体が問題なのではありません。
重要なのは、
チケット収入や協賛金などを含めた総収入はいくらだったのか。
総事業費はいくらだったのか。
その中で市の補助金が何に使われたのか。
という点です。
「不正ありき」の調査ではありません
今回の情報公開請求は、不正があると決めつけて行っているものではありません。
資料を確認し、
適正に使われているものは適正と評価し、疑問が残るものはさらに調べる。
その姿勢で検証していきます。
文化振興は大切です。
だからこそ、限られた税金を公平に、効果的に使う仕組みになっているのかを確認する必要があります。
今回開示された資料については、そのまま市民の皆さんにも確認していただけるよう、可能な範囲で公開していく予定です。
今後、収支や補助金の使途、継続採択の基準などについて、さらに詳しく調査していきます。
「やばいぜ舞鶴」では、文化を否定するのではなく、文化を支える税金の使い方を調べます。

