
【源泉交渉】さんの投稿です。
2,“ぷくぷくコンビ達”の「二つの大失敗」
(1)当局の常識は“社会の非常識”
物事には順序があります。順番をいれかえて出口からの理論、つまり結論から物事を組み立てることには無理が生じることがあります。「中央図書館ありき」で始まった図書館政策は、座礁して今や遭難の状態です。それは基礎を固めず建物から工事に掛かるようなものであり、建物の形だけは早く仕上がる様に見えますが、安定した建物は期待できません。
今や当局は結論の「中央図書館ありき」から議論を進めたことでその不安定性に苦しんでいます。仕上りの効率重視だけで創り上げるためには、無理も違反も覚悟の内でしょうが、その無理や違反が“致命傷”となり、結局、当局は既成事実を先に作り、後からその一部に後付けの理由を付けたすことを得意技としていますが、結果、肝心の“秩序を壊し”ています。
市民ワークショップの様子については、以前に触れましたが、当局はワークショップの中身には触れぬまま、ワークショップを“アリバイ作り”に利用しただけでした。
つまり、内容はどうであれワークショップを開催したことだけを取り上げて、さも当局案が問題なく歓迎され、多くの市民に当局の計画がそのまま受け入れられたかの印象を振りまいていますが、実態はまるで正反対でありました。東図書館で開催されたワークショップでは、“参加市民の全員”が東図書館の廃止に反対でした。にも拘らず当局は市民の意見を無視したまま、さも市民と意見交換し賛同を得たかの様に振舞っています。
多分当局の内側では、如才なく振舞って難しい案件を乗り切った仕事人として“ぷくぷく達”は、その実績を自慢の種にしているのでしょう。しかしこのことは、「市民を騙している」こと以上に深い傷跡を残しました。つまり市民との「信頼関係」に深い溝を作ってしまったと言う事です。
反対しているにも関わらず、さも賛成であるかの様に結論づけられ、当局に対する“市民の信頼度”は地に落ちてしまいました。つまりワークショップに参加することは単に利用されるだけであり、意思に反して対極側に賛成したかの様に扱われる“失望感”は分断を生み、市の主催する以後のこのような会合に無力感を醸成したと言う事です。
以後のこのような企画には、利用されるだけであり、参加する無意味感を植え付け、引いては分断の原因となってしまいます。当面、目先の課題を課題化して要領よくこなすことで、肝心の市民との対話を拒否している当局の態度は、非常識にも「時代に逆行」していると言う事です。
(2)早すぎた図書館「建設用地購入」の見切り発車の失敗
未だ図書館整備計画の正当性が整っていないうちに、新図書館建設用地の購入を先行させ、建設の“既成事実化”を企て、計画を見切り発車させた事は稚拙であり拙速であった。
そのことは当局の思惑どおりにことを運ぼうとの“思い上がり”の企みに過ぎませんでした。

