
京都新聞の記事によると、舞鶴市は京都府北部5市2町の中で、一般職員の平均ボーナス、市議会議員のボーナスがともに最高額でした。
舞鶴市では、夏のボーナスとして総額9億5918万3524円が支給され、一般職員の平均は90万7045円、市議会議員は88万5500円です。
一方で、市長のボーナスは北部で5位。つまり問題は市長ではなく、職員と市議のボーナス水準が北部最高額であることです。
私はボーナスが高いこと自体を批判しているのではありません。問題は、その金額に見合う成果が市民に見えているのかです。
綾部市は、舞鶴市よりボーナス水準が低いにもかかわらず、行政として成果を上げています。ならば舞鶴市も、人口減少やインフラ老朽化、事務ミス、大型事業の問題に対して、もっと明確な成果を出すべきです。
北部最高額のボーナスを受け取るなら、北部最高水準の仕事をしてほしい。
これが私の考えです。
舞鶴市民の皆様、舞鶴を応援してくださる皆様
森本たかしです。
京都新聞に、京都府北部自治体の夏のボーナスに関する記事が掲載されていました。
対象となっていたのは、京都府北部の5市2町。
福知山市、舞鶴市、綾部市、宮津市、京丹後市、伊根町、与謝野町です。
その中で、舞鶴市の数字を見ると、非常に気になる結果が出ていました。
舞鶴市は、
一般職員の夏のボーナス平均額が北部最高額。
市議会議員の夏のボーナスも北部最高額。
一方で、
市長のボーナスは北部5市2町の中で5位です。
つまり、今回の問題は、単純に「市長のボーナスが高い」という話ではありません。
注目すべきは、
舞鶴市の職員と市議会議員のボーナス水準が、京都府北部で最も高い
という点です。
ファクト 舞鶴市の夏のボーナス
京都新聞の記事によると、舞鶴市では夏のボーナスとして、
1333人に総額9億5918万3524円
が支給されました。
一般職員は786人。
平均支給額は、
90万7045円
平均年齢は42歳2カ月。
一般職員の平均支給額は、前年同期比で、
8.23%増
となっています。
市長は、
126万509円
で、前年度同額。
市議会議員は、
88万5500円
で、前年同期比、
1.45%増
です。
この数字を京都府北部の5市2町で比較すると、舞鶴市は、一般職員の平均支給額も、市議会議員の支給額も最高額でした。
北部最高額に見合う仕事ができているのか
私は、公務員の給与やボーナスそのものを、感情的に批判するつもりはありません。
職員の皆さんにも生活があります。
真面目に働いている職員もたくさんいるでしょう。
市民対応、福祉、教育、災害対応、インフラ管理など、必要な仕事も多くあります。
行政には優秀な人材も必要です。
そのためには、一定の待遇が必要であることも理解できます。
しかし、市民として考えるべきことがあります。
それは、
北部最高額のボーナスに見合う行政サービスが提供されているのか?
ということです。
舞鶴市では、近年、事務ミスが続いています。
田井原子力防災センターの土地賃借料未払い。
子宮頸がん検診の受診券誤発送。
そのほかにも、市民から見て「なぜこんな基本的なことができないのか」と感じる場面があります。
舞鶴市はDX成功事例として紹介されることもあります。
Chromebook、Google Workspace、Geminiなど、見た目には進んだ取り組みをしているように見えます。
しかし、実際の現場で基本的なミスが防げていないのであれば、システムを導入しただけで、仕事の仕組みが変わっていないのではないか。
市民として、そう疑問に思うのは当然です。
ボーナスが高いこと自体が悪いのではありません。
問題は、
高いボーナスに見合う成果が市民に見えているのか
ということです。
市議会議員のボーナスも北部最高額
さらに見逃せないのが、市議会議員のボーナスです。
舞鶴市議会議員の夏のボーナスは、
88万5500円
これも北部5市2町の中で最高額です。
市議会議員は、市民の代表です。
市役所の予算をチェックし、税金の使い道を監視し、行政に対して必要な指摘を行う立場です。
その市議会議員のボーナスが北部最高額であるならば、市民は当然こう思うはずです。
それに見合う仕事をしていますか?
舞鶴市では、人口減少が進んでいます。
地域経済も厳しい。
インフラの老朽化も進んでいます。
公共施設の再編、中央図書館、赤れんがパーク、病院再編など、今後も大きな財政負担が予想されます。
その中で、市議会は本当に行政をチェックできているのでしょうか。
市長の提案に対して、十分な検証をしているのでしょうか。
大型事業の費用対効果を確認しているのでしょうか。
市外に流れる税金を止めようとしているのでしょうか。
市民生活に直結するインフラ、福祉、地域経済の課題に向き合っているのでしょうか。
市議会議員のボーナスが北部最高額であるならば、議会の仕事も北部最高水準でなければ、市民は納得できません。
綾部市と比べると、舞鶴市の問題が見えてくる
ここで、綾部市と比較してみます。
京都新聞の記事によると、舞鶴市と綾部市の夏のボーナスは次のようになっています。
| 自治体 | 市長 | 議員 | 一般職平均 |
|---|---|---|---|
| 舞鶴市 | 126万509円 | 88万5500円 | 90万7045円 |
| 綾部市 | 114万8611円 | 77万4813円 | 87万8066円 |
舞鶴市は、綾部市と比較して、
市議会議員のボーナスが約11万円高い。
一般職員の平均ボーナスも約2万9000円高い。
では、舞鶴市は綾部市よりも、それだけ高い成果を上げているのでしょうか。
私は、ここを市民の皆様に考えていただきたいのです。
綾部市は、派手な大型事業で目立つというより、地域の実情に合わせて着実に成果を積み上げている自治体だと感じています。
行政としてやるべきことを、現実的に進めている。
市民生活に近いところで、成果が見えやすい。
人口規模は舞鶴市より小さくても、頑張って成果を上げている。
一方で、舞鶴市はどうでしょうか。
職員の一般職平均ボーナスは北部最高額。
市議会議員のボーナスも北部最高額。
しかし、人口減少、地域経済の縮小、インフラ老朽化、事務ミスの多発、大型事業への偏った予算配分など、市民が実感できる成果は乏しいのではないでしょうか。
綾部市が頑張って成果を上げているなら、舞鶴市も言い訳はできません。
人口減少だから仕方ない。
地方都市だから仕方ない。
財政が厳しいから仕方ない。
そんな言い訳をしている場合ではありません。
舞鶴市は、北部最高額のボーナスを支給する自治体です。
ならば、市民に対して、北部最高水準の仕事で応えるべきです。
市民生活は楽になっていない
市民の暮らしは、決して楽ではありません。
物価は上がっています。
電気代も上がっています。
食料品も高い。
ガソリン代も負担です。
事業者も、原材料費、人件費、物流費の上昇に苦しんでいます。
その一方で、舞鶴市職員のボーナス平均は北部最高額。
舞鶴市議会議員のボーナスも北部最高額。
この事実を、市民がどう受け止めるのか。
私は、ここを曖昧にしてはいけないと思います。
公務員だから下げろ。
議員だから減らせ。
そういう単純な話ではありません。
大事なのは、
支払われている税金に見合う仕事をしているのか。
市民生活を本当に良くする成果を出しているのか。
税金の使い道を真剣に見直しているのか。
この視点です。
高いボーナスが問題なのではなく、成果が見えないことが問題
私は、舞鶴市職員や市議会議員のボーナスが北部最高額であること自体を、ただ批判したいわけではありません。
高いボーナスを受け取るなら、高い成果を出してほしい。
市民の税金から支払われている以上、市民に説明できる仕事をしてほしい。
それだけです。
舞鶴市役所は、本当に市民の役に立つ組織になっているのでしょうか。
DXを導入しているのに、基本的な事務ミスが続く。
インフラ更新は後回しに見える。
大型事業にはどんどん予算がつく。
市外業者やコンサルへの支出も目立つ。
市民への説明は不十分。
この状態で、職員のボーナスが北部最高額だと知れば、市民が疑問を持つのは当然です。
市議会議員については、さらに厳しく見るべきです。
市議会議員は、行政をチェックする側です。
市民から選ばれた立場です。
その議員のボーナスが北部最高額であるならば、行政の追認機関では困ります。
市長会派としてなれ合うだけでは困ります。
市民の税金を守るために、厳しく調査し、質問し、提案する必要があります。
私の意見
私は、舞鶴市の職員や市議会議員に対して、こう言いたいです。
北部最高額のボーナスを受け取るなら、北部最高水準の仕事をしてください。
市民に負担を求める前に、まず行政と議会が自らの仕事を見直すべきです。
無駄な事業はないのか。
市外に流れている税金はないのか。
本当に必要なインフラ更新にお金が回っているのか。
市民の暮らしを支える事業が後回しにされていないか。
議会は本当に行政を監視しているのか。
ここを徹底的に検証する必要があります。
市民の税金は、行政や議員のものではありません。
市民が働いて納めた大切なお金です。
事業者が必死に稼いで納めたお金です。
生活費を切り詰めながら支払っているお金です。
だからこそ、その税金がどう使われているのか、市民はもっと知る必要があります。
舞鶴市に必要なのは「当たり前の行政」
私は、舞鶴市に特別なことを求めているわけではありません。
行政として当たり前のことを、当たり前にやってほしいだけです。
ミスを減らす。
説明責任を果たす。
無駄遣いを減らす。
市内に税金を還流させる。
インフラを守る。
高齢者や子育て世代が安心できる街にする。
市議会は、市長や市役所の追認機関ではなく、市民の代表として機能する。
これが、当たり前の行政です。
舞鶴市は、人口減少、財政負担、インフラ老朽化という厳しい課題を抱えています。
だからこそ、今こそ税金の使い道を見直す必要があります。
綾部市が頑張って成果を上げているなら、舞鶴市にもできるはずです。
職員も市議も北部最高額。
それなら、仕事の中身も北部最高水準でなければなりません。
この事実をきっかけに、舞鶴市の行政と議会が本当に市民のために機能しているのか、市民全体で考えるべきだと思います。
市民の税金を守る。
そして、舞鶴を立て直す。
この視点で、私はこれからも舞鶴市の税金の使い道をしっかり調べ、発信していきます。
やばいぜ舞鶴

