3月28日発行の京都新聞に小さく赤れんがパークに年間100万人が来場との記事がありましたが、これは行政が作り上げた嘘です。
京都新聞の記者はこのでたらめなデーターに何の疑問ももたずに記事を書いたのでしょうか?

市民オンブズマンとして、舞鶴市が主張する「年間100万人来場」という数字がいかに物理的・論理的に破綻しているか、開示された行政文書の数値を用いて徹底的に否定するデータをまとめました。

1. 延床面積から見る「幽霊人口」の矛盾

赤れんが倉庫4棟の合計延床面積は 6,869.43㎡ です 。この限られた空間で年間100万人を捌く計算は、実態と大きく乖離しています。

  • 平日(242日)の非効率性: 平日の来場者が仮に1日100人程度であれば、年間でわずか24,200人にとどまります。
  • 土日祝(123日)への異常な集中: 残りの約97万5千人を土日祝だけで稼ぐには、1日平均 7,933人 の来場が必要です。
  • 同時滞在人数の異常: 滞在2時間、コアタイム9時間と仮定すると、建物内には常に 約1,763人 が滞在している計算になります。
  • 実質密度の限界: 倉庫内には「事務室」「収蔵庫」「厨房」「倉庫」など立ち入り不可のエリアが多数存在します 。これらを除いた有効面積で1日8,000人を捌くには、常に「満員電車」のような過密状態を123日間維持し続けなければなりません。

2. 駐車場キャパシティから見る「物理的限界」

地方都市である舞鶴において、来場者の大半は車を利用します。しかし、指定管理エリアの駐車場容量は、8,000人を迎え入れるには絶望的に不足しています。

  • 総駐車可能台数: 第一・第二・第三駐車場の合計は 602台 です 。
  • 必要車両台数: 1日8,000人が1台あたり2.5人で来場すると仮定すると、1日に 3,200台 の車両が必要です。
  • 不可能な回転数: 3,200台を602台の枠で捌くには、全駐車場が1日に 5.3回転 以上、完全に空きなく入れ替わる必要があります。
  • 滞在時間の矛盾: これを実現するには、全来場者が 1.7時間以内 に一斉に退出し、即座に次の車が入庫する「ピット作業」のような運用が不可欠ですが、観光施設としての実態(食事や見学)を考えれば不可能です。

3. 「指定管理者の密室」が生む不透明な数値

これほど不自然な数値が並ぶ背景には、情報の「ブラックボックス化」があります。

  • 自己申告の垂れ流し: 来場者数(観光入込客数)は、指定管理者(株式会社ウッディーハウス)が毎月市に報告する「自己申告」に基づいています 。
  • 責任の丸投げ: 市はカフェジャズの件で「指定管理者が管理する部分であり、市に文書は存在しない」と回答しました 。主要店舗の動向すら把握していない市が、100万人という数字の根拠(生データ)を厳密に精査している形跡はありません。

結論:赤れんがパーク来場者数100万人のウソ

延床面積 6,869㎡、駐車場 602台という物理的制約の中で「100万人」を語るのは、市民への欺瞞です。
株式会社ウッディーハウス という「民間事業者の壁」を利用した数値の独り歩きを止めさせ、透明な行政運営を取り戻すべきです。
実態とは異なるデーターを用い指定管理業務を行い、来場者数100万人分の指定管理料を受け取るのは公金の横領ともいえる行為です。
正確な来場者数を公表し、実態に合った指定管理料に直ちに変更するべきです。
私たちの税金は正しく使われなければなりません。

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