
舞鶴市のやっていることは“子どもの遊び”ではないのか
舞鶴市は現在、
北陸新幹線誘致活動として様々なPRを実施しています。
しかし、
ここ最近公開された内容を見て、
私は強い危機感を持っています。
なぜなら――
やっていることが、
国家プロジェクトではなく、
“学園祭レベルのPR”にしか見えないからです。
■ 配られるのは缶バッジ、ボールペン、クリアファイル
現在の舞鶴市の誘致活動では、
・オリジナル缶バッジ
・オリジナルボールペン
・オリジナルクリアファイル
などがイベント参加特典として配布されています。



さらに、
・法被を着て
・のぼりを立てて
・巨大缶バッジを持って記念撮影
まで行われています。

舞鶴市長、
舞鶴市議会議長、
舞鶴商工会議所会頭。
舞鶴を代表する“3トップ”まで参加して、
大々的にPR。
しかし冷静に考えてください。
北陸新幹線誘致とは、
本来そんな話でしょうか?
■ 新幹線誘致は「国家レベルの政治戦」
本来、
新幹線誘致とは、
・政府との折衝
・与党との調整
・国交省への働きかけ
・沿線自治体との政治連携
・財源問題
・国家戦略
・物流、防災、経済合理性の提示
そういう極めて高度な政治案件です。
ところが、
舞鶴市が今やっているのは、
・イベント
・PR動画
・グッズ配布
・機運醸成セミナー
ばかり。
しかも以前話題になったPR動画では、
北陸新幹線ではなく
東海道新幹線「のぞみ」のような映像まで使われていました。
これに税金350万円。
さらにイベント会場には数百人がいたにもかかわらず、
誰も止めなかった。
誰も指摘できない。
これが今の舞鶴の現実です。
■ しかも呼んでいるのは“地方創生コンサル”
イベントでは、
新幹線関係者ではなく、
地方創生系コンサルによる講演。

そして会場で配られるグッズ。
しかし――
そこに、
・国会議員
・国交省幹部
・京都府知事
・JR関係者
・政府中枢
誰一人いません。
つまり、
誘致に影響力を持つ人間が不在。
これでは
「誘致活動」ではなく、
ただの地域イベントです。
■ 一方、福井県は“本物の政治”をしている
一方、
小浜・京都ルートを推進する福井県側は全く違います。
https://www.fnn.jp/articles/-/1043174
東京で決起集会を開き、
・福井県知事
・県選出国会議員
・県議会議員
・国交省鉄道局長
・与党整備委員会関係者
が参加。
さらに翌日には、
・国交省
・与党
・自民党幹部
・維新幹部
へ直接要請活動。
完全に
“国家レベルの政治戦”
をやっています。
そして国交省鉄道局長はこう発言しました。
「B/Cだけで決まるなら政治はいらない」
これは非常に重要な発言です。
つまり新幹線は、
・政治力
・与党調整
・国家戦略
で決まるということ。
福井県側は、
そこを理解して動いています。
■ 舞鶴市は“戦う場所”を間違えている
対して舞鶴市は、
・缶バッジ
・ボールペン
・クリアファイル
・法被
・地方創生セミナー
・PR動画
……。
厳しい言い方になりますが、
完全に戦う場所を間違えています。
こんなものに税金を使って、
本当に新幹線が来るのでしょうか?
■ 「やってる感」を演出しているだけでは?
今の舞鶴市の誘致活動を見ていると、
「誘致活動」
ではなく、
👉 「誘致活動をしている雰囲気づくり」
が目的化しているように見えます。
そして最も問題なのは、
それが税金で行われていることです。
市民が知りたいのは、
・本当に実現可能なのか
・いくらかかるのか
・誰が政治的に動いているのか
・どこまで話が進んでいるのか
という現実です。
缶バッジではありません。
■ 結論
北陸新幹線誘致は、
子どもの遊びではありません。
国家レベルの政治戦です。
しかし今の舞鶴市の活動は、
残念ながら
“本気の誘致”
ではなく、
「イベント型PR」
にしか見えない。
税金を使う以上、
市民はもっと冷静に、
成果と実態を見る必要があります。
巨大缶バッジで新幹線は来ません。
やばいぜ舞鶴。

