
舞鶴市役所・本庁舎1階にある売店が、
昨年末の仕事納めの日に、突然閉鎖されました。
閉まったのは売店だけではありません。
設置されていた自動販売機も、すべて使用不可となっています。

理由は、
売店を運営していた会社の破産。
負債総額は、約2億6千万円とみられています。
市役所の中にある売店。
本来であれば、景気変動の影響を受けにくい
「安定経営の象徴」とも言える場所です。
それでも、倒産しました。
売店の利用者は、
1日およそ100人前後。
客単価は、
コーヒー1本とおにぎり1~2個で
300円前後が限界だったと考えられます。
つまり、
日商は約3万円。
月商でも60万円前後です。
この条件で、
仕入れ価格の高騰、
人件費、
廃棄ロスを抱えれば、
経営が成り立たないのも無理はありません。
そして、現場からは
こんな声も聞こえてきます。
「職員にも、もっと売店を利用してほしかった」
市役所の売店は、
単なる“便利施設”ではありません。
職員の利用があってこそ成立する、共存型の場です。
その支え合いすら成立しなくなった。
――これが、今の舞鶴の現実です。
舞鶴から、余裕が静かに消えている。
この出来事を、
「一事業者の倒産」で終わらせていいのでしょうか。
これは、
舞鶴市全体に突きつけられた
小さくて、しかし重い警告だと感じています。


