情報公開請求で非公開になったパワハラ被害者の市議会議員ですが、
なんと12月10日の定例議会で田畑篤子議員が自らパワハラ被害の当事者だと発言されていました。

本件はやばいぜ舞鶴への視聴者投稿から明らかになりました。

一方で市民オンブズマン舞鶴として情報公開請求した実名公開については議会終了後の12月24日に非公開とされており、12月10日に市議会で答弁された田畑市議の発言が無かったことにされています。
これはいったいどういう事なのでしょうか?

議会は本当に機能しているのでしょうか?

そこで情報公開請求で市議会から無かったことにされた勇気ある田畑議員の発言をいかにまとめさせていただきました。

舞鶴市議会 市職員による議員へのハラスメント問題

要約と立場の違い整理


① 事案の全体像(共通認識)

  • 市職員が、田畑議員の会派室に入り
    大声で威圧的な口調により
    「条例が否決されたら今後申請できなくなる」
    「条例提案もできない」
    などと発言した
  • 田畑議員はこれを
    威圧・恫喝・議決への干渉(ハラスメント)
    と受け止め、市に正式な対応を求めた
  • 市は複数回の聞き取り調査を行い、最終的に
    「威圧的と受け取られかねないが、ハラスメントではない」
    との結論を出した
  • 謝罪は行わないと判断した

※ ここまでは「何が起きたか」という事実経過については、大枠で共有されている


② 最大の争点

「何を基準にハラスメントと判断するのか」

ここから、両者の考え方が決定的に分かれます


③ 田畑淳子 議員の立場・主張

● ハラスメントの判断基準

  • 受け手がどう感じたかが基準
  • 加害者の「意図がなかった」は関係ない
  • 厚労省の定義どおり
    👉「尊厳を傷つけた時点でハラスメント」

● 問題視している点

  • 市は
    • 威圧的だったことは認めている
    • 第三者議員も「威圧的だった」と証言
      しているのに
  • 最終的に
    👉 「普段と変わらない口調だから問題ない」
    👉 「意図がなかったからハラスメントではない」
    と結論づけた点

● 強い問題意識

  • それでは
    • 声を上げた人だけが損をする
    • 我慢している人の被害は可視化されない
  • 議員個人の問題ではなく
    👉 議会の独立性・民主主義の問題
  • 「謝罪すら不要」という判断は
    👉 人を大切にする組織の姿勢とは言えない

④ 竹山総務部長 の立場・主張

● ハラスメントの判断基準

  • 客観的事実の有無を最優先
  • 職員本人の意図・認識を重視
  • 「恫喝・強要の事実」が確認できなければ
    👉 ハラスメントとは認定できない

● 市の結論ロジック

  • 威圧的と「受け取られかねない」ことは認める
  • しかし
    • 職員は普段と変わらない口調
    • 強要する意図はなかった
  • よって
    👉 ハラスメントには当たらない
    👉 謝罪の必要はない

● 行政としての立場

  • これ以上調査しても
    「内心の意図」は確認できない
  • よって調査は尽くした
  • 働き方改革を進め
    「職員が働きやすい市役所」を目指す

⑤ 両者の違いを一目で比較

視点田畑議員竹山総務部長
判断基準受け手の感じ方加害者の意図・客観事実
威圧的言動ハラスメントに該当不適切だが違法ではない
職員の意図問題にならない極めて重要
第三者証言重く見るべき一要素にすぎない
謝罪必要不要
問題の本質民主主義・組織文化個別事案として処理

⑥ この質疑が突きつけた本質的な問い

  • 「威圧的だが問題ではない」は通用するのか
  • 声を上げた人が報われない組織は健全か
  • 議員に対する威圧を、行政はどこまで許容するのか
  • 「働きやすい市役所」とは
    職員だけの話なのか
    それとも 市民・議会を含めた話なのか

ひとことで言うと

田畑議員は「人の尊厳」を基準に問い、
竹山総務部長は「行政手続」を基準に答えた。

そのズレが、最後まで埋まらなかった。

舞鶴市の「カスタマーハラスメント対応」との決定的な矛盾

舞鶴市は、
「舞鶴市カスタマーハラスメントに対する基本方針」を
令和7年2月1日に策定しました。

この方針の運用により、
市役所窓口において 市民が「カスタマーハラスメント」と判断され、警察が呼ばれる事態が実際に発生しています。

私の知る限り、そのうち少なくとも 2名の市民は、

  • 普段から声が大きい
  • 自身の意見を明確に述べる
  • 行政に対して正面から問題提起を行う
  • 強い正義感をもって行動している

いわば「扱いにくいが、沈黙しない市民」です。

ここで、舞鶴市が田畑議員の件で示した結論ロジックを、あらためて確認します。


■ 市の結論ロジック(田畑議員の件)

  • 威圧的と「受け取られかねない」ことは認める
  • しかし
    • 職員は普段と変わらない口調
    • 強要する意図はなかった
  • よって
    👉 ハラスメントには当たらない
    👉 謝罪の必要はない

■ では、市民の場合はどうか

市民が

  • 声が大きい
  • 強い口調で意見を述べた
  • 職員が「威圧的だと感じた」

この時、市は

  • 「威圧的と受け取られかねない」
  • 「職員がそう感じた」

という理由で、
カスタマーハラスメント認定 → 警察要請
という対応を取っています。


■ 決定的な矛盾

ここで、誰の目にも明らかな矛盾が生じます。

対象判断基準市の対応
市職員 → 議員受け手が威圧と感じても「意図がない」「普段どおり」→ ハラスメント否定
市民 → 市職員受け手(職員)が威圧と感じればカスハラ認定・警察要請

同じ「威圧的と受け取られかねない言動」でも、
相手が「議員」か「市民」かで、結論が真逆
なのです。


■ 問われているのは「基準の一貫性」

  • なぜ
    • 市職員の威圧的言動は「普段どおり」で免責され
    • 市民の威圧的言動は「カスハラ」として排除されるのか
  • なぜ
    • 「意図がなかった」は職員には通用し
    • 市民には通用しないのか
  • なぜ
    • 議員への威圧は「問題なし」で
    • 市民の強い意見表明は「警察対応」になるのか

これはもはや、
個別事案の問題ではありません。


■ 結論として浮かび上がるもの

舞鶴市は
「誰が相手か」によって、ハラスメントの基準を使い分けている
のではないか。

  • 内部(職員)には極めて寛容
  • 外部(市民・議員)には極めて厳格

この姿勢が続く限り、

  • 声の大きい市民
  • 正義感をもって問題提起する市民
  • 行政をチェックする議員

ほど、排除・沈黙させられる構造が強化されていきます。


■ 最後に

市議会で議員が答弁している内容の情報公開を拒否する今の舞鶴市議会
めちゃくちゃおかしい!
市民軽視にも限度があります。

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