老人の小言さんからの投稿です。

森本さん、いつも厳しいツッコミを楽しく拝見しております。
私もツッコミでは無いですが・・・
先日、朝のコーヒーを淹れながら京都新聞を広げていたら、「再編整備に9億2800万円」という見出しが目に飛び込んできました。
ほう、図書館の整備、案外安く済むようになったのか。
財政も厳しい中で、なかなか頑張ったじゃないか――と、私は勝手に感心したんです。
ええ、勝手に。

ところが、ですよ。老眼鏡をかけ直して本文を追うと、どこかに「43億円規模」とある。……四十三億。
いきなり桁が跳ね上がるじゃありませんか。
「え? 9億って何やったん?」と紙面にツッコミを入れました。
私のような早とちりの老人読者が、見出しだけで一瞬でも“安くなった”と勘違いする余地がある。
これは、注意深く読む人ほど腹が立つやつです。

もちろん、見出しは限られた文字数で要点を示すもの。
分かっています。
分かっちゃいるんですが、「9億」の数字だけが独り歩きしてしまう作りは、どうにも引っかかる。
なんというか…週刊誌の「えっ!?」「まさか!」みたいな、読者の目玉だけをまず掴みにくる手口に似ている気がして、正直、残念でした。

京都新聞さんには、地元の空気を丁寧に伝える“落ち着き”を期待しているんです。
派手さじゃなく、信頼で読ませる紙面であってほしい。
どうか、数字のマジックみたいな見出しで勝負せず、本文の本質がまっすぐ伝わる編集を。
老人の小言です。

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