
源泉交遊さんの投稿です。
誰もが知っている『論語』に、「本を務む。本立ちて道生ずる」(人はすべて、なにごとについても、末梢のことや、形だけにとらわれないで、根本を把握するように努力すべきであり、根本のことをやっていれば、後は自然に方法は立つものだ。
=諸橋轍次訳)とあります。
この度の「静渓ポンプ場建設土木工事問題」の“ごたごた’'について市当局は、ごたごたの現象に紛れ込んで、肝心の根本のことを見落としている様に見せかけながら、実は“根本のところを「隠している」と指摘できます。
工事代金の賠償問題の“ごたごた”の根本の原因は、市の技術者たちが過去の工事の失敗をも勘案して見積もった専門業者の金額が高いとして、眠懇の地元業者に相談を持ち掛けたことが発端である。
そしてその幹部(副市長)が、立場を利用して一存で地元業者への契約に切り替えて、地元業者を指名して契約 発注したことが、そもそもの問題の根本にある。
当初、副市長は、市の技術者たちに見積もりさせた専門業者の見積もり額の約半額で、呪懇の地元業者と契約が出来たと、得意顔で新聞に発表していたことを知る市民は少なくない。
つまり其のことが発端となって工事のつまずきと賠償問題が浮上してくることとなって来た。
しかし、賠償問題が浮上してから副市長は、市の技術者たちに技術知識の向上を促すような発言を新聞を通じて発表して責任を市の技術者に“なすり付け”ていたが、実は技術音痴の副市長の無知を隠すための小細工にすぎなかったと言う事になる。
ここでは「問題(論点)のすり替え」により、副市長は自らの“素人判断’'の甘さが大きな失敗に繋がったことを隠して、反省もしないまま、市の技術者のせいに責任を転嫁して自らの責任を隠して“よいこ’'を装っている、と言う構図である。
工事に関する損害賠償額が 66,760, 100円と言うから責任逃れしたい気持ちもわからなくもないが、この失敗を市の技術者の技術的未熟さと無理やり解釈して、原因を置き換えると言う手法は頂けないし、成功は自らの飾りとする一方で失敗は部下に押し付けると言う前時代的な“専制的思考’'の表れである。
むしろ市民としては失敗者の副市長に賠償させたいほどだ。
しかも、懇意の工事業者に契約先を変更したときに、契約内容の情報を同業他社に漏洩したことはなかったと言えるのだろうか?
又、損害賠償について逸失利益を含む損害賠償の責任を市が負うことで止むをないとして市は易々と引き受けているが、施工実施による未払工事等について、それぞれ経費や費用の内容が詳細に示されないままであったとされる事。
工事期間中の経費や従業員の給料が疑義を抱かれた状態である事、市の説明が曖昧である事、等などが指摘されながら市行政の番人である議会に真摯に説明を果たしていない。
更に副市長が曖昧な市の説明と答弁に議会に謝罪したようであるが、このことはいよいよ疑惑を深める結果となっていると指摘できる。
つまり、副市長は大物ぶって、「俺様が謝っているのだからとやかく文句を言うな!」と言う、ヤクザ的な骨しの意思表示に過ぎないように見受けられるのも奇妙な現実だ。

