★ 舞鶴市議会だけが異様に遅い情報公開請求

3件すべての情報公開請求がまた延長。肝付議長の議会運営はまともなのか

市民オンブズマンまいづるは、舞鶴市の透明性を高めるため、日々情報公開請求を続けています。
その結果、市役所の各部局では処理スピードが以前より改善されてきました。

しかし―― 舞鶴市議会だけは、毎回必ずと言っていいほど「延長通知」。
今回提出した3件すべてが、またも開示期限延長となりました。


■ 延長理由は「事務処理に時間を要するため」…しかし本当にそれだけか?

3件とも、形式的に同じ理由が並びます。
「行政文書開示請求に係る事務処理に時間を要するため」

しかし実際に私たちが請求した文書内容を見ると、議会が通常業務として扱っている資料がほとんどであり、延長しなければ処理できない性質のものとは到底思えません。

● 請求①

市議会が市に提出した、職員ハラスメント等に関する申し入れの経緯資料。

● 請求②

静渓ポンプ場契約解除をめぐり議長名で公表された説明文書の作成・協議記録。

● 請求③

FMまいづるを使った情報発信事業の予算資料・放送内容・視聴率資料など。

いずれも議会が保持している当たり前の行政文書です。


■ 市議会の「遅さ」と「黒塗り率」は市役所を圧倒的に上回る

市役所本体の情報公開は、私たち市民オンブズマンの継続的な問題提起もあり着実に改善してきました。

ところが市議会は違います。

  • 処理の遅延が常態化
  • 延長通知はほぼ毎回
  • 黒塗り(非開示)の量が市内すべての機関でダントツ1位
  • 議会内部の意思形成文書が存在しない事も多い(記録されていない)

透明性が最も求められるはずの「議会」が、市役所以上に不透明という異常な構造になっています。


■ 肝付隆治理議長の責任

「議長が意図的に情報提供を遅らせているのではないか」

今回の3件の延長を見ても、単に職員の業務量が理由とは考えられません。
なぜなら市議会事務局の情報公開だけが、例外的に極端に遅いからです。

こうした状況が長期間続いている以上、
市民としては

「肝付理議長が意図的に情報提供を遅らせているのではないか」

という疑念を抱かざるを得ません。

議会の情報公開姿勢は、議長の運営方針に大きく依存します。
そして現在の舞鶴市議会の情報公開の実態――延長・遅延・黒塗りの横行――は、
肝付議長の議会運営がまともに機能していない証拠と言わざるを得ません。


■ 開かれた議会から最も遠いのが「舞鶴市議会」

議会は行政を監視する立場であり、市民に最も説明責任を負わなければならない機関です。
ところが舞鶴市議会は、

  • 行政より不透明
  • 行政より処理が遅い
  • 行政より黒塗りが多い

という、全国的にも例を見ない“真逆の体質”を示しています。

これでは「チェック機関」としての機能を果たしているとは到底言えません。


■ 市民オンブズマンは今後も議会を監視します

情報公開制度は、市民の知る権利を守るための最低限の仕組みです。
それを最も軽視しているのが舞鶴市議会であり、その責任者は肝付議長です。

市民オンブズマンまいづるは、
今後も議会の情報公開姿勢を厳しく監視し、問題点を明らかにしていきます。

開かれた議会を実現するためには、
市民一人ひとりの関心と声が欠かせません。

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