
舞鶴市は現在、北陸新幹線の舞鶴ルート誘致に向けて、
「整備新幹線誘致推進費」として340万円の予算を計上しています。

しかし、その中身を見てみると、
この事業の本質に強い違和感を覚えます。
■ やっていることは“セミナー”
予算書に記載されている内容は、
・決起大会の開催
・講演会の実施
・市民の機運づくり
つまり――
👉 やっていることは市内向けのセミナーとイベントです
■ これは本当に新幹線誘致なのか?
新幹線誘致とは、本来どういうものか。
・国へのロビー活動
・国交省や政治家との調整
・沿線自治体との連携
・需要予測や経済効果の裏付け
こうした現実的な交渉と戦略が必要です。
しかし今回の事業には、
👉 そうした動きが見えてきません
その代わりに行われているのは、
👉 市内での講演会と“機運づくり”
■ 国家レベルの話と中身のギャップ
この事業は、
・日本海国土軸の形成
・国防・エネルギー拠点強化
・リダンダンシー確保
といった、国家レベルの大義を掲げています。
しかし現実はどうか。
👉 やっているのは市内セミナー
👉 スケールがまったく合っていません
■ 順番が逆
現在、舞鶴ルートは
👉 「8案のうちの1つ」に過ぎません
まだ採択されるかどうかも分からない段階です。
本来であれば、
- 国や関係自治体との調整
- ルートの実現性を高める
- 最後に市民の機運づくり
という順序になるはずです。
しかし今回は、
👉 先に“機運づくり”
👉 完全に順番が逆です
■ 税金100%でやる意味はあるのか
この340万円は、
👉 すべて一般財源(市民の税金)です
国や府の補助はありません。
つまり、
👉 成果が出るかどうか分からない活動に
👉 市民のお金が使われている
■ 成果はどう測るのか
さらに問題なのは、
👉 成果指標が存在しないことです
・誘致にどれだけ近づいたのか
・この活動で何が変わったのか
・失敗した場合の検証はどうするのか
――何も示されていません。
👉 これでは「やっただけ」で終わる事業です
■ なぜ今この事業なのか
そして見逃せないのが、このタイミングです。
この事業は
👉 「拡大」されています
そして今年10月には
👉 市議会議員選挙があります
この状況で、
👉 市内向けイベント
👉 見える形の活動
👉 機運づくり
が強化されている。
👉 これは本当に政策なのか?
👉 それとも“見せるための活動”なのか?
そう疑問を持つのは自然なことです。
■ 結論
新幹線誘致は、
👉 国を動かすプロジェクトです
しかし今回の事業は、
👉 市内で完結しています
👉 セミナーで新幹線は来るのか?
👉 イベントで国は動くのか?
そしてその費用は、
👉 税金340万円
■ 最後に
もし本気で誘致を目指すのであれば、
👉 国への具体的な働きかけ
👉 沿線自治体との連携
👉 明確な戦略と成果指標
これらを市民に示すべきです。
それがないままの「機運づくり」は、
👉 政策ではなく、演出です
セミナーで新幹線が来るなら、誰も苦労しません。


