
2月中旬、舞鶴市西市民プラザに貼り出された
FMまいづるの求人チラシ。
この内容を見た市民の方から、私たちに問い合わせがありました。
「4月から指定管理が始まるのに、今このタイミングで責任者を募集して間に合うのか?」
「業務内容を見ると、実質的に丸投げではないのか?」
今回は、その疑問を整理します。
■ 時系列を確認する
・去年秋:指定管理者に選定
・令和8年4月:指定管理業務開始
・2月中旬:管理責任者・副責任者を公募
・採用開始:3月頃~
つまり、準備期間は実質1か月未満になる可能性があります。
公共施設の指定管理には、
- 市仕様書の理解
- 事業計画の具体化
- 会計・労務体制の整備
- 地域団体との調整
- 引き継ぎ作業
といった準備が不可欠です。
このスケジュールで十分なのか。
まずここが第一の論点です。
■ 求められている業務レベル
募集内容は次の通りです。
- 施設運営管理全般
- 会計業務
- 労務管理
- 市民活動支援
- 商店街・団体との連携
- 運営企画
これは単なる事務職ではありません。
実質的には、
施設長レベルの管理運営能力を求めている内容です。
市民の方が「丸投げでは?」と感じたのも、
業務の重さを見れば理解できます。
■ 月給22万円という現実
年収約264万円(賞与記載なし)。
契約は1年。
公共施設の履行責任、
会計・労務の法的責任、
地域調整責任。
責任の重さと報酬が見合っているのか。
これは感情論ではなく、合理的疑問です。
さらに重要なのは、
これだけのスペックを持つ人材は、
舞鶴市内では決して多くないという現実です。
公共施設運営経験、
会計知識、
労務知識、
行政との折衝能力。
これを兼ね備えた人材が、
この条件で応募するのか。
ここに構造的な不安があります。
■ 「丸投げ」は違法か?
直ちに違法とは言えません。
指定管理制度では、
法人が責任主体であれば、
職員が実務を担うこと自体は可能です。
しかし重要なのは、
- 意思決定は誰が行うのか
- 法人はどこまで関与するのか
- コンペ時の体制と整合しているのか
- 市は履行能力を再確認したのか
ここです。
■ 本当に問うべきこと
市民が求めているのは攻撃ではありません。
確認です。
- コンペ時の人件費積算はいくらだったのか
- 人員体制は当初計画通りか
- 4月までの引き継ぎ計画はあるのか
- 市は体制確認を行ったのか
指定管理は税金事業です。
「安く回す」ことよりも、
「安定して回る」ことが最優先のはずです。
■ 不安は自然な感情
4月開始。
2月責任者募集。
契約1年。
月給22万円。
この状況を見て、
市民が不安になるのは当然です。
もし万全なら、
その説明をすればよい。
説明がなければ、
疑問は残ります。
西市民プラザは市民の施設です。
この体制で、本当にスタートできるのか。
やばいぜ舞鶴は、
感情ではなく事実で確認していきます。

