【舞鶴市民の皆さま、そして舞鶴を応援してくださる皆さまへ 森本たかしです】

公共施設を“私物化”?FM舞鶴を巡る疑惑について

今回は、舞鶴西市民プラザで起きている「公共施設の不適切な利用」についてお話しします。

中心にあるのは、「FM舞鶴」による営利事業の施設、無償利用問題です。

調査を進めるなかで、
税金の使い道として極めて不適切と思われる実態が明らかになってきました。


市民団体を装って、営利活動?

ある視聴者の方からこんなご意見をいただきました。

「FM舞鶴が話し方教室を開催しているが、公共施設を無償で使っているのは不公平では?」

私も早速、情報公開請求を行い調べました。

FM舞鶴は市民活動室を借りる際、「研修」という名目で申請していたのですが、
実際には1人あたり11,000円の受講料を徴収する営利事業であったことが、


申請書と開催情報を照らし合わせることで明らかになりました。


本来なら発生していた利用料は?

今回の利用実態をもとに計算すると、
この活動で発生するはずだった施設使用料は合計10,800円程度。

この金額は、市が定める使用料に照らしても免除の対象外となるはずです。

にもかかわらず、料金は一切支払われていないようです。

これは、明らかに制度の「すり抜け」と言わざるを得ません。


驚きの“格安家賃”設定

さらに衝撃だったのは、FM舞鶴が市の財産を借りている際の賃料の安さです。

50平方メートルの事務所を、なんと月額27,614円で借りていることが分かりました。

これがどれほど異常な安さかというと、
舞鶴市内で民間で同程度の広さを借りる場合、10万円以上の費用が必要になるのが一般的です。

舞鶴市が、こうした条件で特定の団体に施設を貸している背景には、
行政と特定団体との“なれ合い”や“癒着”が疑われる状況があると考えざるを得ません。


指定管理者の「不透明な募集」

さらに注目すべき点があります。

この施設の指定管理者の募集情報が、
舞鶴市のホームページでは非常に限られた情報しか掲載されていない一方


なぜか和歌山県の紀伊民放のサイトでは詳細に紹介されているのです。

「なぜ舞鶴市民には知らせず、県外に知らせるのか?」

公平性の観点からも、大きな疑問が残ります。

このような情報の出し方は、「特定の団体に有利になるよう仕組まれているのでは?」
という疑念を持たれても、仕方のない対応と言えるでしょう。


市長選との関係は?

FM舞鶴は、以前の市長選挙の際に、特定候補(鴨田市長)を応援する姿勢を露骨に示していました

もし、そうした関係性が背景にあって「施設の優遇」や「利用料の免除」がなされているのだとしたら、
これは公共放送としての信頼性を大きく損なう行為です。

公共施設は、市民のためのものであり、特定団体の利権の道具にしてはならないと私は考えます。


「誰も聞いていない」放送に、税金を投入?

率直に申し上げますが、
私のまわりでFM舞鶴を聴いている人はほとんどいません

そのようなラジオ局に、市の広報費や放送料として税金が支払われているとすれば、
これは税金の使い道として極めて疑問です。

本当に必要なところに使われているのか、
今一度、市民の目線で精査していくべきではないでしょうか。


これからも追及を続けます

今回明らかになった内容については、引き続き調査を進めます。

まずは、今回の無償利用によって免れた10,800円の使用料について、
FM舞鶴にはしっかりと支払っていただきたい。

そして舞鶴市役所には、
制度の運用と情報公開の在り方を抜本的に見直す責任があります。

今後も、舞鶴のまちがよりよい方向に進むよう、
声を上げてまいります。


【やばいぜ 舞鶴】

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