地域政党「MAIZURU未来」発足と市長会派づくりへの懸念
この記事の要約

2026年の舞鶴市議会議員選挙に向けて、地域政党「MAIZURU未来」が発足し、5人が立候補の意向を示したと報道されました。

40代の若い世代や会社経営者、子育て世代の方々が市政に挑戦すること自体は、私は良いことだと思います。リスクを背負って選挙に出る姿勢は尊敬に値します。

しかし一方で、この動きが市長に近い人たちによる新たな市長会派づくりにつながるのではないか、という懸念もあります。

舞鶴市政が「市長派 対 反市長派」という対立構図に分断されることは、市民にとって決して望ましいことではありません。私はその対立軸には入らず、市民の税金を守る立場で粛々と活動していきます。

舞鶴市議選に向けて新たな動き

2026年の舞鶴市議会議員選挙に向けて、新たな動きが出てきました。

地域政党「MAIZURU未来」の発足です。

新聞報道によると、舞鶴市民5人が地域政党を立ち上げ、11月の舞鶴市議会議員選挙に立候補する意向を示したとのことです。

掲げている言葉は、

「みんなでつくる舞鶴の未来」

「対話を力に、舞鶴の成長を実現する」

というものです。

対話、市民参加、議会改革、未来志向。

言葉としては、とても大切なものです。

地方政治において、市民との対話は必要ですし、議会改革も必要です。

ただし、今回の動きについては、私は期待と同時に大きな懸念も持っています。

若い世代が市政に挑戦することは良いこと

まず最初に言っておきたいのは、今回の候補予定者の方々に対して、私は全否定するつもりはまったくありません。

皆さん40代の若い世代です。

会社経営者の方もおられるようです。

子育て世代の感覚を持つ方が市政に挑戦すること自体は、私は良いことだと思っています。

選挙に出るというのは、簡単なことではありません。

仕事への影響。

家庭への負担。

地域との関係。

落選するリスク。

批判を受ける覚悟。

特に、若い経営者や子育て世代の方が、そうしたリスクを背負って市議選に挑戦することは、大変な決断だと思います。

その意味では、市政に挑戦する姿勢そのものは尊敬に値します。

舞鶴市議会にも、若い世代、経営感覚を持つ人、子育て世代の生活感覚を持つ人が増えることは、本来は歓迎すべきことです。

問題は、そこではありません。

懸念は「市長会派づくり」にならないかという点

私が心配しているのは、今回の地域政党「MAIZURU未来」が、結果として市長会派づくりになってしまうのではないか、という点です。

報道のタイミングを見ると、かなり計画的な動きに見えます。

舞鶴市議選の日程が正式に決まる。

そのタイミングに合わせるように、地域政党の発足が報道される。

しかも新聞社2社で取り上げられる。

5人同時に立候補の意向を示す。

普通の個人の立候補表明とは、かなり印象が違います。

もちろん、政治団体をつくることも、新聞に発表することも、選挙に出ることも自由です。

それ自体が悪いと言っているわけではありません。

ただ、市長に近い方々が中心となっているのであれば、市民から見れば、

「これは市長を支える新たな議会勢力づくりではないか」

と受け止められても仕方がないと思います。

「是々非々」と言うなら具体的に示すべき

政治の世界では、よく「是々非々で臨む」という言葉が使われます。

良いものには賛成する。

悪いものには反対する。

言葉としては正しいです。

しかし、市民が知りたいのは、言葉ではありません。

具体的な判断です。

新図書館はどうするのか。

赤れんがパークへの巨額投資はどう考えるのか。

北陸新幹線舞鶴ルートは推進するのか、見直すのか。

病院再編をどう考えるのか。

市役所の無駄遣いを削るのか。

市外へ流れている税金を市内に戻す気があるのか。

市長提出議案に対して、本当に反対できるのか。

ここを示さずに、

「対話」

「未来」

「市民参加」

という言葉だけが前に出ると、市民には本当の立ち位置が分かりません。

舞鶴市政を「市長派 対 反市長派」にしてはいけない

私が最も避けたいのは、舞鶴市政が「市長派 対 反市長派」という構図に分かれてしまうことです。

市長会派。

反市長派。

自民党。

共産党。

そうした陣営同士の争いになってしまえば、市民生活の課題が後回しになります。

舞鶴市が抱えている問題は、そんな陣営争いをしている余裕があるほど軽くありません。

人口減少。

地域経済の縮小。

インフラの老朽化。

中小企業の疲弊。

高齢者の暮らし。

地域医療の不安。

公共施設の維持管理。

税金の無駄遣い。

市外への税金流出。

これらの問題に必要なのは、派閥争いではありません。

必要なのは、事実を調べること。

数字を見ること。

税金の使い方を見直すこと。

市民生活に必要なところへ予算を回すことです。

私は対立軸には入りません

私は、市長派にも反市長派にも入りません。

市長の応援団になるつもりもありません。

市長を倒すことだけを目的にするつもりもありません。

私の立場は一つです。

市民の税金を守る。

舞鶴市を立て直す。

市長が良いことをすれば評価します。

市長が間違ったことをすれば止めます。

自民党でも共産党でも、良い提案は評価します。

おかしなものは、おかしいと言います。

判断基準は、陣営ではありません。

市民のためになるのか。

税金の使い方として正しいのか。

舞鶴市の未来に責任を持てるのか。

この基準で、粛々とやっていきます。

2026年舞鶴市議会議員選挙は混戦になる可能性

今回の地域政党「MAIZURU未来」の発足によって、2026年の舞鶴市議会議員選挙は、かなり混戦になる可能性があります。

若手候補。

地域政党。

市長に近い勢力。

既存会派。

自民党系。

共産党系。

無所属候補。

さまざまな立場の候補者が出てくることになると思います。

その中で、市民が見るべきなのは、雰囲気や看板だけではありません。

「若いから良い」

「地域政党だから新しい」

「対話と言っているから安心」

「市長に近いから市政が進む」

それだけで判断してはいけません。

本当に市民の税金を守れるのか。

市長や行政をチェックできるのか。

大型事業に対して具体的な判断を示せるのか。

市民生活に必要な予算を確保できるのか。

ここが問われます。

きれいな言葉より、具体的な判断を

「みんなでつくる舞鶴の未来」

良い言葉です。

しかし、未来をつくるためには、まず今の税金の使い方を見直さなければなりません。

対話は大切です。

市民参加も大切です。

議会改革も大切です。

しかし、対話だけでは舞鶴市は立て直せません。

無駄な支出を削る。

市外へ流れる税金を市内に戻す。

道路、上下水道、公共施設など、暮らしの土台を守る。

市役所を市民の役に立つ組織に変える。

高齢者が安心して暮らせる仕組みをつくる。

こうした具体的な改革が必要です。

私は、派閥争いではなく、政策と実行で舞鶴市政に向き合います。

市民の税金を守り、舞鶴を立て直す。

そのために、これからも粛々と調べ、発信し、行動していきます。

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