
今の地方行政は、どうしても
「若者を増やす」
「子育て世代を呼び込む」
を中心に語りがちです。
もちろん大切です。
しかし現実として、
- 若者流出
- 少子化
- 高齢化
これは地方自治体だけでは止められません。
しかも舞鶴市は、すでに高齢化率33%。
そして今後は、私と同世代である1971〜1974年生まれの団塊ジュニア世代が2040年前後に一斉に高齢者層へ入っていく。
つまり、
👉 「高齢化社会が来る」のではなく、
👉 「超高齢化社会が確定している」
という状況です。
だから本来必要なのは、「若者中心の理想都市」ではなく、
“高齢者が普通に暮らせる街”への転換
だと思います。
しかも重要なのは、
高齢者=支えられる存在
として考えないことです。
元気な高齢者は、地域にとって大きな戦力になります。
例えば、
- 軽作業
- 地域インフラ維持
- 農業
- 見守り
- 技術継承
- 地域コミュニティ維持
こうした分野では、経験のある高齢者の力は非常に大きい。
それ以上に環境を整えてさえおれば、普通の業務もできると私は思います。
だから舞鶴市が目指すべきは、
「高齢でも働ける街」
なんだと思います。
そのためには、
- 歩きやすい街
- 小規模でも仕事がある街
- 無理なく社会参加できる街
- 高齢者への仕事に理解がある街
へ方向転換する必要があります。
そしてこれは、単なる福祉政策ではありません。
実は“財政対策”でもあります。
なぜなら、元気に働ける高齢者が増えれば、
- フレイル予防になる
- 医療費が減る
- 介護費が減る
- 孤立も減る
- 地域経済も回る
からです。
つまり、
👉 「元気な高齢者を増やすこと」が、
👉 「自治体財政を守ること」にもつながる。
これはかなり重要な視点です。
特に高齢者は地元消費が多いのです。
確実に地域にお金が回ります。
人口増加を夢見るより、
減る人口の中で、どう元気に長く暮らせるか。
これを軸に街づくりを考える方が、これからの地方都市には現実的だと私は思います。

