
伊達直人さんの投稿です。
“北陸新幹線 延伸“について、舞鶴市,鴨田市長『議論公平か疑問』といった見出しの記事が京都新聞の一面に載っていました。

この記事を読むと“舞鶴ルート“の誘致に名乗りを上げた鴨田市長は、8ルート案に関わる市町の大半はヒアリングに招かれず『蚊帳の外』であると述べています。
いわば、自民党と日本維新の会でつくる与党,整備委員会に対して“いちゃもん“をつけているのです。
さらに鴨田市長は、『舞鶴ルート』を主張するのは単に舞鶴市だけをよくしたいということではない。国を取り巻く“安全保障 環境“は非常に厳しく、海上自衛隊の本拠地と海上保安庁の管区本部が一つのまちに所在するのは日本で舞鶴だけ。京都唯一の重要港湾もある。海と道路と高速鉄道を使い、物流、人流をつくる意味でも、国策として『舞鶴』を選ぶべきだと鴨田市長は訴えています。
私はこの鴨田市長の主張には、舞鶴市民として反論したいと思います。
確かに“安全保障“の観点から見れば、北朝鮮は日本海域に“弾道ミサイル“を発射して、そのたびに緊張が高まっています。
また、中国海軍にしても“保有艦艇数“でアメリカを抜き世界最大規模の“海軍力“となりました。
このことからも“安全保障 環境“は厳しさを増していると言えるでしょう。
国会でも『鉄道と国防、軍、戦争』は、大変密接な関係にあり鉄道は安全保障上、重要なインフラである!と主張している議員もいます。
つまり“有事の際“、ミサイルなどの物資や自衛隊員を迅速に運ぶ手段として新幹線は機能するでしょう。
しかしながら今、国会では戦争放棄を定めた現行の“憲法9条“を維持した上で、“自衛隊“の立ち位置を明記する“憲法改正案“が議論されています。
現段階においては、弾薬など戦闘に直結する物資輸送は“武力行使“に準じるとみなされるリスクがあるとされています。
鴨田市長は、国策として安全保障上『舞鶴ルート』を選ぶべきだと主張していますが、“憲法9条“の改正案が議論されている段階では、この主張は妥当性を欠くものだと私は思います。
また、“大規模災害“が想定される中、“日本海側の国土軸“を形成するには『舞鶴ルート』が必要であるとも鴨田市長は述べています。
近年の大規模災害といえば、マグニチュード7,6の能登半島地震が挙げられます。
仮にこの舞鶴一帯にも、同じクラスの地震が発生したと想定しましょう。
この場合、舞鶴湾 沿岸部に津波被害が懸念されます。
もう一つの懸念としては、高浜原発からの“放射能汚染“です。
若狭湾一帯は“原発銀座“と呼ばれています。
“高浜原発““大飯原発““美浜原発““敦賀原発“と狭いエリアに原子力発電所が高密度で存在しています。
地震が発生して、これらの原発に“放射能汚染“が確認された場合、新幹線は運転を見合わせます。
このような事態に陥った場合には、“国道“や“高速道路“が重要な役割を果たすとされています。
であるならば、私は“新幹線誘致“するのではなく舞鶴若狭道の“舞鶴西““舞鶴東“間の『早期4車線化』を訴えるべきだと思います。
鴨田市長が『舞鶴ルート』を主張したいのであれば、京都新聞といった地方新聞社に訴えるのではなく、京都5区から当選した自由民主党の“本田 太郎衆議院議員“に協力を仰ぐのが最良の選択だと思うのですが。
『追伸』
鴨田市長は、新幹線整備における“自治体の負担金“も把握しているのでしょうか?
また敦賀以西に新幹線を通した場合、大赤字である在来線の“小浜線“はどうなるのでしょうか?
JR西日本としても、頭の痛い問題だと思います。
伊達直人


