
舞鶴市の小・中学生、そして保護者の皆さん。令和8年度からスタートする地域クラブ活動「まいかつ」のガイドブックはもうご覧になりましたか? スタイリッシュなロゴに「部活動が変わる!」という景気のいい言葉が並んでいますが、その裏側で、長年地域の子どもたちのために尽力してきたボランティア団体が、行政の手によって「計画的に」排除されていた疑いが浮上しました。
■ 善意のボランティア vs 行政お抱え業者
今年の3月まで、西市民プラザでは「MKTミュージック」というボランティア団体が活動していました。彼らは月会費4,000円という低価格ながら、その大半(年間約60万円)を施設利用料として市に納めてきました。さらに、家計の負担を減らすために私物の楽器を貸し出すなど、ボランティアならではの温かい活動を続けてきたのです。
ところが市は、この団体を「追い出し」にかかり、3月末での撤退を余儀なくしました。そして、その跡地に「まいかつ」事業として鳴り物入りで参入するのが、民間業者である「オトノヤ音楽室」です。

■ 冊子に残された「確信犯」の証拠
ここに決定的な証拠があります。3月9日に公表された舞鶴市役所の『まいかつ』ホームページの末尾には、「令和8年2月末時点の情報であり」と明記されています。

時系列を整理してみましょう。
- 2月末: 舞鶴市、パンフレットの内容を確定(「オトノヤ音楽室」の掲載を決定)。
- 3月初旬: ボランティア団体が「撤退」を正式発表。
- 3月9日: パンフレット公表。
おかしいと思いませんか? ボランティア団体が撤退を決める前から、市は彼らを「いないもの」として扱い、後継の業者をパンフレットに載せて印刷に回していたのです。これは「話し合い」などではなく、行政による「計画的なパージ(追放)」だったと言わざるを得ません。
■ 「場所代タダ」という不当な利益供与
さらに看過できないのが、条件の不平等さです。
- ボランティア団体: 年間約60万円の施設利用料を支払っていた。
- 新しい業者(オトノヤ): 『まいかつ』という行政事業の枠組みに入ることで、施設利用料が実質ゼロ(公費負担)になる疑いがある。
※令和7年度予算では西市民プラザの施設利用料は542万円ですが令和8年度予算案では0円になっています。
ボランティアからはきっちり金を取り、後から来た特定業者には「行政事業だから」という免罪符で公共施設を格安(あるいは無料)で開放する。これは特定の民間業者に対する露骨な利益供与ではないでしょうか?
■ サービスの劣化、負担は市民へ
サービスの質も低下しています。前団体は楽器を無料で貸し出していましたが、「オトノヤ音楽室」の案内には、月会費4,000円とは別に「別途、楽器購入費用が必要です」とハッキリ書かれています。 行政が介入した結果、保護者の負担が増え、業者が得をする。これが舞鶴市の目指す「新しい部活動」の姿なのですか?
■ 徹底追及を続けます
市民の財産である公共施設が、特定の業者の利益のために、市民の善意を蹴り出す道具に使われている。これは地方自治の死です。
『やばいぜ舞鶴』は、この業者選定のプロセスや、施設利用料免除の法的根拠について、公文書公開請求を行い、徹底的に闇を暴いていきます。嘘や隠蔽は許しません。
オンブズマンから市民の皆様へ: 教育委員会に対し、「なぜボランティア団体を追い出す前に後継業者が決まっていたのか?」という公開質問状を送付すべきだと考えます。皆さんはどう思われますか?ぜひコメント欄で意見をお寄せください。


