
― 対策は分かっている。でも舞鶴では不可能です ―
■ 結論から言います
若者流出は止められます。
しかし――
👉 今の舞鶴市では不可能です。
これは感情論ではありません。
構造の話です。
■ 京都府は「進学成功県」
京都府の大学進学率は
👉 73.0%(全国1位)
つまり
👉 若者の7割以上が一度、地元を離れる
■ では舞鶴はどうか
舞鶴市の高校卒業者データを見ると
- 卒業者:約471人
- 大学等進学者:約270人前後
👉 進学率は約57%前後(推定)
■ ここが重要なポイント
👉 京都府平均:73%
👉 舞鶴:約57%
一見すると
👉 「舞鶴は進学率が低いから流出は少ない」
と思いがちですが
👉 これは完全に誤解です
■ 本当の問題
進学率の差ではなく
👉 進学=地域外移動になる構造
です。
舞鶴には
- 大学がない
- 進学=都市部(京都・大阪)
👉 進学した時点で流出が確定する
■ なぜ戻ってこないのか
調査で出ている理由は明確です。
- やりたい仕事がない
- キャリアが築けない
- 地元を離れて自立したい
■ 本質は「選択肢の少なさ」
地方の仕事は
- 製造業
- 建設業
- 公務員
- 介護
一方、若者が求めるのは
- IT
- 企画
- マーケ
- クリエイティブ
👉 そもそも存在していない
■ キャリアの恐怖
地方で就職すると
- 転職先がない
- スキルの横展開ができない
- 一社依存
👉 人生の修正が効かない
■ そして見落とされる本音
「実家から離れたい」
地方は
- 人間関係が濃い
- 評価が固定される
都市は👉 何者にでもなり直せる場所
■ では、対策は何か
効果があると言われている対策は明確です。
● ① 高付加価値の仕事を作る
👉 IT・企画・本社機能
● ② キャリアの選択肢を増やす
👉 転職できる市場
● ③ リモート・二拠点
👉 都市の仕事を地方で
● ④ 所得を上げる
👉 都市と競争できる水準
👉 これが「本当に効く対策」です
■ しかし断言します
👉 今の舞鶴市では不可能です
■ 理由①:産業構造が固定
- 製造業
- 公務員
- 地場サービス
👉 高付加価値産業がない
■ 理由②:市場が成立しない
- 人口が少ない
- 企業が少ない
👉 転職市場が存在しない
■ 理由③:進学と同時に流出
👉 舞鶴の進学率 約57%
しかし👉 そのほぼ全員が市外へ移動
■ 理由④:行政の施策がズレている
- 就職フェア
- 補助金
- PR
👉 仕事の中身は変わらない
■ 理由⑤:変化が遅い
- 前例主義
- 合意形成重視
👉 新しい産業が生まれない
■ 結論
👉 若者は地元を捨てているのではない
👉 合理的に都市を選んでいる
■ 最後に
👉 若者流出は止められないのではない
👉 止める条件が存在していない
■ ではどうするのか
ここからが重要です。
■ 改善案(現実的な方向)
👉 発想を変えるべきです
■ 前提の認識
👉 若者流出は舞鶴だけの問題ではない
👉 日本全体の構造問題です
■ 結論
👉 市町村レベルで解決できる問題ではない
■ だからこそ
👉 無理に止めるのはやめる
👉 諦めて別の道を選ぶ
■ 新しい戦略👉 若者がいなくても持続できる街へ
■ ① 人口を再設定する
- 「増やす」から「維持する」へ
- 現実的な人口規模を前提にする
👉 縮小を前提とした設計
■ ② 縮小された街で最適化する
- インフラの集約
- コンパクトシティ化
- 無駄な維持コスト削減
👉 小さくても強い街
■ ③ 今いる市民を大切にする
- 現住民の生活の質を上げる
- サービスの質を維持する
👉 “外”ではなく“中”を見る
■ ④ 高齢者が安心して働ける環境
- シニア雇用の拡充
- 柔軟な働き方
👉 高齢者=支える側へ
■ ⑤ 若者が戻れる条件だけは残す
- インフラ維持
- 教育・医療の確保
- 住環境の維持
👉 戻る選択肢は消さない
■ 本質的な転換
👉 成長モデルから撤退する
👉 持続モデルへ移行する
■ 最後に
若者は悪くありません。
👉 地元が嫌いなのでもない
👉 合理的に動いているだけです
👉 だからこそ
👉 無理に引き止めるのではなく
👉 現実に合わせて街を再設計する
■ 結論
👉 若者を取り戻すのではない
👉 若者がいなくても成立する街を作る

