
1. 市民からの情報提供で発覚
2025年7月、匿名の複数の市民から「舞鶴消防署内で火災事故があったが、市民にも議会にも説明されていない」という情報提供が私たち、やばいぜ舞鶴に寄せられました。
情報提供者からは、
「消防署が自分の庁舎内で起きた火災を隠蔽している。許せない」
という強い憤りの声が寄せられました。
これを受け、私たちは調査を開始し、舞鶴市に対して行政文書の開示請求を行いました。
2. 行政文書開示請求の内容(原文引用)
行政文書開示請求
舞鶴市情報公開条例第4条第1項の規定により、次のとおり行政文書の開示を請求します。
舞鶴市消防署の敷地内において、整備・修理中であった可搬式ポンプが延焼した件(発生日:令和7年)に関し、以下の事項に関連する文書一式。
- 延焼事故に関する事実経過・原因調査に関する報告書、記録、日誌、写真等
- 当該ポンプの修理・整備に関する発注書、仕様書、契約書、整備履歴
- 修理整備を担当していた担当者や業者とのやり取り記録(委託契約・見積書・業務日誌・請求書など)
- 延焼被害の状況と損害見積もり、ならびにその処理方針(保険対応・損害賠償など)に関する資料
- 舞鶴市としての事故再発防止策、内部通達、議会報告資料等

3. 市の回答(開示決定通知書・一部開示)
行政文書開示決定通知書(令和7年8月7日)
開示対象文書:
- 請求に係る行政文書1の写真
- 請求に係る行政文書2の整備履歴
本件については、職員が通常業務の範囲において点検整備を実施する中で、燃料系及び排気系統部品の取り外し時に燃料がマフラーに接触し黒煙等が発生したもの。
燃料系及び排気系統の機器を点検整備する場合、容易に発炎の可能性があるため、整備時等には常に消火器を準備し実施しています。
なお、当該小型ポンプについては、発注せず職員により保管部品と交換し修理を完了させております。

4. 市の回答(不存在決定通知書)
行政文書不存在決定通知書(令和7年8月7日)
請求に係る行政文書1〜5について、事実経過・原因調査報告書、記録、日誌、修理・整備に関する発注書・契約書、業者とのやり取り記録、損害見積もりや処理方針、内部通達、議会報告資料等は存在しません。
当該小型ポンプについては、保管部品と交換し修理を完了させております。

5. 写真が示す“火災の証拠”
開示された写真を確認すると、
- ポンプの持ち手部分が大きく焦げている
- 燃料タンク全体に多量の煤が付着している
これは「煤がついただけ」では説明できません。
瞬間的に火の手が上がり、消防ポンプにこぼれたガソリンが爆発的に燃えた可能性が極めて高いのです。

私はこういう事態になったのだと推測します
整備中に燃料系を外す
- 燃料が漏れる。
高温のマフラーにガソリンが接触
- ガソリンは揮発性が極めて高く、数百℃のマフラーに触れれば瞬時に引火。
瞬間的に燃え上がる(爆発)
- 周辺に漏れた少量のガソリンも気化 → 爆発的燃焼。
- 強い炎と黒煙が発生し、タンクや持ち手を焼いた。
消火器等で鎮火した 若しくは瞬間的に鎮火した
- だから“全焼”には至らなかったが、部分的な焦げや煤の付着が残った。
映画やドラマの爆発シーンを想像してください
一瞬で燃え広がり爆発して鎮火しています
6. 行政の説明との矛盾
- 行政説明:「黒煙が出ただけ」
- 写真の状況:炎上した痕跡が明白
- もしガソリンがマフラーに触れれば、必ず火が出るはずで、煤だけで済むことはあり得ません。
さらに、消火器を「準備していた」と記されているものの、使用記録が残っていないことも不自然です。
7. 重大事故を「存在しない」と処理
通常ならば、火災に関する行政文書は以下が残されるべきです。
- 事故の経過報告書
- 原因調査の記録
- 損害見積もりや保険対応の資料
- 再発防止のための内部通達や議会報告
しかし舞鶴市の回答は「不存在」。
つまり「調査しなかった」か「存在を隠している」可能性があります。
8. 市民にとっての重大な問題
消防署は、市民の生命と財産を守る最後の砦です。
その組織が 自らの火災事故を隠すような体質であれば、市民の信頼は根底から揺らぎます。
- 消防署が火災を隠蔽したなら、他の事故でも同じことをしていないのか?
- 安全管理が不十分なまま放置されているのではないか?
- 議会や市民への説明責任を放棄していないか?
市民が抱く疑問は当然です。
9. 今後の取り組み
私たち市民オンブズマンまいづるは、この問題をさらに追及します。
- 議会での正式な調査を求める
- 事故の実態を明らかにする追加開示請求を行う
- 必要に応じて法的手段を含めて徹底検証する
10. 提案:隠すより公開を
ここで強調したいのは、隠蔽する必要は全くないということです。
むしろ、
- 消防職員であっても整備中に事故を起こす可能性がある
- 燃料の取り扱いは想像以上に危険である
という事実を市民に伝えることで、注意喚起・啓蒙の機会にできます。
自らの失敗を隠すのではなく、逆に「失敗から学ぶ事例」として公開することこそ、市民の安全につながるのではないでしょうか。
📢 結論
舞鶴市消防署の「消防ポンプ延焼事故」は、行政の説明と写真が矛盾しており、火災隠蔽の疑いが極めて濃厚です。
しかし、これは逆説的に市民への啓蒙に活かせる事案でもあります。
市民の信頼を守るために、事実の徹底解明とともに、失敗を共有し未来の安全につなげる姿勢が求められています。
またこういった隠された内部情報が複数の方から外部に漏れるというのは
市役所と消防署の内部でも非常に危機感を持った職員はいらっしゃるという事です
それをなぜ私たち外部の手に渡るのか?
これは消防署内部の問題が内部で解決できない
(ガバナンスが機能していない)事を示します。
ガバナンスが機能していれば市役所や消防署内部で解決できるはずですから。
こんなことは普通に処理すれば簡単に済んだことなのに
隠すから大問題になるのです
早急な組織体質の改善を望みます
今回の件は単なる批判ではなく、
舞鶴市民にとって大切な消防署という場を
何とかしたいという気持ちで放送をしておりますので
ご理解のほどよろしくお願いいたします。