
源泉交遊さんからの投稿です。
「市職員倫理条例Jのことを一体どれだけの人が気づいているのだろうか。
おそらく市民の多くはご存じないことと思います。
しかし、市に奉職している人や奉職したことのある人はほぼみんなが知っているはずです。
それはこの条例 (規定)に甚づき、職員の公務員としての倫理の確立及び保持を図るために必要な事項を定めたものだからです。
この条例には、
「職員は、地方公務員として誇りを持ち、かつ、その使命を自覚し、自らを厳しく律するとともに、市民から信頼されるよう、・・・公務員倫理の確立及びの保持を図るために遵守すべき規準として、行動しなければならない。」 と前文に記されております。
その第 3 条( 1) 職員は、市民全体の奉仕者であり、市民の一部に対してのみ奉仕者ではないことを自覚し、職務上知り得た情報について市民の一部に対しての有利な取扱いをする等市民に対して不当な差別的取扱いをしてはならず、 常に公正な職務の施行に当たらねばならないこと。と明記されております。
この規定について、一般の市民はその存在について何となく知っていたとしても詳しくは知らないというのがほとんどの筈です。
この市民が詳しく知らないことを利用して「ぷくぷくコンビ」(福田副市長と福田生涯学習部長のコンビ)たちは、「公Jを盾として、「公」の力(肩書)に頼って市の定めた規定に背く行いを堂々と実行に移そうと企てたとの見立てが成り立ちます。
勿論市職員のなかにもこの種の政策
(東図書館の除去)は誤りであると気付いていた人もいたとは思いますが、そこは「宮仕えのつらさ 」、組織の上からの指示は、たとえ自らの考えと違っていても、 上司の指示に従わざるを得ないという組織の掟に従わざるを得なかったたため、「東図書館の除去」という誤りの方針、つまり、東西「市民の不公平な状態を作り出す政策」を誰も止めることが出来なかったのではなかろうかと推測することもできます。
その上、当局の説明によると、東図書館は分館として「商工観光センタ ー」と「まなびあっむ」の二か所に分散して存続させるとの"くにくの意向"を表明していますが、これこそ当局の計画のずさんさを表すものです。
これは言葉の上で分館を提示したものの、肝心の場所の選定をどこにするかの計画がなかったので、場当たり的に無理やり分館を2か所に分散させて取り繕う方針にしましたが、 其のことも当局の説明していた子育て中の親子が一緒に図書に親しめる空間を創るという当局の説明を自ら否定するという大きな誤りでした。
しかもこの場当たり的で投げやりともとれる施策は、 商工観光センタ ーという目的違いの場所を「肩書」に物言わせ「強引に力づく」で場所を確保しようと図るものであり、その裏には現東図書館の跡地利用がうわさされることから考えると、当局は元々東図書館の跡地利用のため、いきなり東図書館の除去を表明するとは言い出しずらく、当面は分館と説明して分散し、反対の逆風をやり過ごした後、おもむろに図書館の除去を正当化しようとしているように見えてくるのは、現存する他の分館がどれほどのものかを見れば判断できます。