
2026年2月、舞鶴市西支所にタッチパネル式の窓口案内が導入されました。
しかし――
市はこの変更を事前に広報していません。
高齢者の利用が多い西支所で、
ある日突然「まず画面を押してください」という仕組みに変わったのです。
実際に利用された高齢者の方からは、
「使い方が分からない」
「前の方が良かった」
という声がやばいぜ舞鶴に寄せられています。
しかも、横に案内担当者がいる?
現地で確認したところ、
タッチパネルの横には案内担当者が配置されるとのことです。
ここで素朴な疑問が生まれます。
人が案内するなら――
なぜ機械を挟む必要があるのでしょうか?
タッチパネル導入の一般的な目的は、
・人件費削減
・業務効率化
・窓口分類の標準化
です。
しかし、担当者を常時配置するのであれば、
効率化という説明は弱くなります。
むしろ、
「機械+人」
という二重構造になっていないでしょうか。
何のための導入なのか?
待ち時間短縮が目的なのか。
本庁とのシステム統一なのか。
国の補助金事業なのか。
将来的な無人化を見据えた布石なのか。
理由があるなら、説明すればいいのです。
しかし、現時点で市民への説明は確認できていません。
「写真を撮るな」と言われた理由は?
設備確認のため撮影をしようとしたところ、
「写真を撮るな」
「SNSに上げるな」
と責任者から注意を受けました。
個人情報は映っていない状態です。
市役所は公的施設であり、
設置された設備は公的サービスの一部です。
なぜ設備そのものの確認や発信が問題になるのでしょうか。
本当に問題なのは“撮影”ではなく、
説明していないこと ではないでしょうか。
行政が告知しない。
だから市民が伝えようとする。
それを止める。
この構図こそ、違和感の正体です。

画像掲載について
今回、西支所に導入されたタッチパネルについて、市民の皆さまに分かりやすくお伝えするため、現地で設備の状況を確認しました。
設備そのものの撮影を試みましたが、現場責任者より「写真撮影およびSNSへの掲載は控えてほしい」との指示を受けました。
そのため、実際の写真はモザイク処理を行い、あわせて内容が分かるようにイラスト化した画像を掲載しています。
本件は、個人情報や来庁者の映り込みは一切ない状態でしたが、現場の指示を尊重し、配慮のうえでの掲載としています。
なお、本記事の目的は設備を批判することではなく、導入の経緯や説明の在り方について市民と共有することにあります。
イラストは見ての通り、何ら規制される内容ではないと思いますが、皆様はどう思われますか?
DXは目的ではない
デジタル化そのものを否定するものではありません。
しかし、市民サービスの変更には説明責任が伴います。
特に西支所は高齢者利用が多い拠点です。
・導入前に操作性の検証は行われたのか?
・高齢者配慮の検討資料はあるのか?
・導入費用はいくらか?
・何年で回収する想定なのか?
これらを明らかにすれば、議論は建設的になります。
問題は機械ではない
問題は、
「決めました。説明はしません。」
という姿勢です。
DXとは、
市民を置き去りにすることではありません。
機械を導入する前に、
まず導入目的を共有する。
効率化を目指すなら、
その効果を説明する。
そして、
不安の声があれば丁寧に向き合う。
それが行政の基本ではないでしょうか。
機械を導入する前に、
まず市民との対話を導入する。
舞鶴市のDXが、
“効率優先”ではなく“市民優先”であることを願います。

